沖縄視覚支援ネットワークゆいまーるページ

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このコーナーは、沖縄県で見えにくくなって困っている方がどうしたらより良い生活が出来るのか、困り感をすこしでも解消できないか、あなたが「やりたい」と思っていることをどうしたら実現できるのか一緒に考え、適切な情報を得るために専門機関へつなぐきっかけとなるためつくられました。

お知らせ

関係機関

沖縄県眼科医会
沖縄県視覚障害者福祉協会(http://www.okishikyo.net/)
沖縄県立沖縄盲学校(http://www.okimo-sh.open.ed.jp/)
ロービジョンライフ沖縄(https://lowvision.k1row.com/)
沖縄県網膜色素変性症協会(JRPS沖縄)

ロービジョンケアについて

ロービジョンケアについて
(見えにくいことであきらめてはいませんか?)

  • ライト付きルーペ(近くを拡大する)

  • ルーペ(近くを拡大する)

  • 遠くを見る単眼鏡 

  • 拡大読書器(テレビモニターに文字や写真などを拡大して写せる機械)

  • まぶしさへの対応として、遮光眼鏡(写真5)の選択と処方を行います。

最近の眼科医療の進歩は、たいへん目覚しいものがあります。特に白内障手術や硝子体手術の飛躍的進歩が挙げられ、より安全に手術が出来るようになりました。また、新しい点眼薬の開発など、以前とは比べられないほど治療成績は格段に進歩しています。 しかしながら現実には、懸命な治療にもかかわらず失明に至る患者さんや、低視覚に陥る患者さんが全くいなくなったわけではありません。網膜色素変性症や遺伝性視神経萎縮など、いまだ治療方法が確立されていない疾患も多くあります。産科の進歩で極小未熟児の生存率は高くなりました。しかしその合併症である未熟児網膜症や、高齢化に伴う加齢黄班変性症は依然として増えており、失明原因の上位を占めています。緑内障や網膜色素変性症や糖尿病網膜症に至っては、中途失明の第1位と第2位と第3位に挙げられ治療をしても視機能が回復できない状態に至る患者さんがいらっしゃることも事実です。 そんな中で最近ロービジョンケアの重要性が叫ばれています。ロービジョンケアとは、最新の医療技術を駆使して適切な治療を行っても視覚障害が残り、低視覚に陥った患者さんに対し、今持っている視機能を最大限に活用して、視覚的な生活の質の向上を目指す方法です。 視覚障害とは低視力(見えにくさ)、視野障害(見える範囲が狭い、中心部が見えない)、羞明(眩しさ)などの障害をさします。

通常、眼科では一般に病気の診断、治療を目的にしますが、ロービジョンケアではその患者さんが何をしたいのか、何が困っているのか、そしてそれを少しでも解決する為には何が必要かを考え、実践していきます。具体的にはロービジョン用の問診表で、現在困っていることや、何がしたいのかをある程度把握して、さらに生活全般に置ける障害の程度とニーズを患者さんといっしょに確認していきます。次に低視力の患者さんは、自分の見え方を十分に把握してないことがあり、自分の見え方を知るための検査をします。視野検査を参考に、どの部分が見やすい所かどの方向がみえやすいか確認します。中心部が見えないのか、見える範囲が狭いのかによって違ってきますが、眼球運動訓練や偏心固視訓練、読字、書字の訓練をします。また、自分の見え方を他者に伝える工夫やコーチング的な手法でモチベーションの向上を目指します。必要に応じて学校や職業訓練校の選択や福祉施設、福祉サービス、ロービジョンエイドと呼ばれる便利グッズなどの情報提供を行います。低視力に対しては、光学的補助具の選択として、眼鏡処方、ルーペ(近くを拡大してみるレンズ)(写真1、2)、単眼鏡(遠くを拡大してみるレンズ)(写真3)、拡大読書器(テレビモニターに文字や写真などを拡大して写せる機械)(4)などの使い方や機種選定などを行い、視覚の質の向上をめざします。また、まぶしさへの対応として、遮光眼鏡(写真5)の選択と処方を行います。もちろん障害の程度や性格や生活習慣やその人を取り巻く環境など、ひとりひとり違うようにケアの仕方もひとりひとり違うものです。そして、眼科で身体障害の視覚障害者手帳の申請をきちんとしてもらう事で、拡大読書器は視覚障害6級から低額で購入することが出来ます。更に1、2級ではルーペなどの便利な補助具も補助が付き低額購入できます。 視機能について悩んでいる皆さん!年だからとか、どうせ治らないからとか言ってあきらめてはいませんか?。一度失った視機能を回復するのは難しいかも知れません。でも今、あなたが保有しいる失われていない部分を上手く活用して生活できていますか?まずは眼科医に助けを求め、少しでも視覚障害に伴う生活の質を改善する努力をしてみてください。

なおロービジョンケアは特殊外来で、すべての眼科で行ってはいません。また、ロービジョンケアを実施している眼科でも、種々の症例により時間がかかるため、予約制を取っている病院もあります。まずは事前に電話をして確かめてから、受診することをお勧めします。

沖縄視覚支援ネットワークゆいまーる代表
てるや眼科クリニック  照屋 武

身体障害視覚障害手帳取得の薦め

障害者とみられたくない、障害者と思いたくないという気持ちで手帳取得をためらっていませんか?
実は手帳取得は6級からでも、本人だけでなく、家族や介護をする方にとっても大きなメリットがあります。

      
  1. 手帳はあらゆる福祉サービスの入口です
    持っていなければ公的な福祉サービスが受けられない場合があります
  2. 行政に「視覚に障害者がある人がここにいる」と公的に認知させる
    災害対策 予算処置など行政立案に影響

手帳取得メリットの一部

  1. 医療費の軽減
  2. 税金の軽減
  3. 交通機関の割引
  4. 補装具の交付
  5. 公的支援(同行援護など)の要請
  6. 障害者雇用での就労 など
  7. 沖縄市と石垣市のガイドブックをご紹介します。ダウンロードもでき、大変役に立ちます。必見!6級からでも多くの支援があります。
    1、沖縄市障がい福祉ガイドブック
    2、障がい福祉のしおり

身体障害者手帳の申請方法

  1. 市町村の窓口(社会福祉課)で「身体障害・視覚障害者用診断書・意見書」用紙を受け取る
  2. 病院に「身体障害・視覚障害者用診断書・意見書」の記入依頼をする。(書類作成料金は自己負担)
  3. 市町村の窓口に必要書類を提出
  4. 書面で判定結果が通知される(2~3ヶ月かかることがある)
  5. 通知が届いたら、市町村の窓口(社会福祉課)に行き手帳を受け取る。
    この時どんなサービスが受けられるか、詳細に説明してもらう。
    本人以外でも同居している人も対象にあることがあり、一緒に聞いてもらってもいいでしょう。

災害が起きた時の事考えていますか

日本ロービジョン学会(災害対策情報のリーフレットがダウンロードできます)

見えない人・見えにくい人への災害支援について

視覚障害者とコロナについて

NEWS
新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防における視覚障害者の手引き誘導のガイドライン
NEWS
視覚障害者が新型コロナウイルスに感染して入院したら -医療従事者と支援スタッフのためのサポートガイド-
NEWS
コロナ禍における同行援護

沖縄県の眼科ロービジョンケア施設とケア内容一覧

沖縄県におけるロービジョンケア施設とケア内容

ケア内容は日々変わることがあり、時間や曜日が決まっている施設や完全予約制の施設があります。その為、受診の際には前もって電話で、 問い合わせをお願いします。
アンケートを取りケア内容を公表してもよい施設のみ掲載しております。
(2020年5月現在)

眼科施設一覧

生活訓練・歩行訓練

日本歩行訓練士会

日本視覚障がい情報普及支援協会

日本盲導犬協会

国立障害者リハビリテーションセンター

福岡視力障害センター

社会福祉法人日本ライトハウス

タートルの会(中途失明者の就労を考えます)

沖縄県商工労働部 労働政策課

「2019年度障害者の多様なニーズに対応した委託訓練」に係る訓練生募集のご案内

リンク先

日本全国のロービジョンケア施設の一覧 日本眼科医会
視覚障害のある人が、自分らしく生きられる情報支援  公益社団法人 NEXT VISION
災害と障害などダウンロードができる。情報盛りだくさん 日本ロービジョン学会

視覚障害とリハビリの専門情報発信 視覚障害リハビリテーション協会

視覚障害者、家族の支援 日本視覚障害者団体連合

ロービジョン支援ホームページ ロービジョン支援

視能訓練士についてのホームページ 日本視能訓練士協会

視覚障害者就労相談人材バンク

他県のスマートサイト

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静岡ビジョンサポート